

おいら世代の人は覚えているだろうか?
昭和54年、大阪のM銀行K支店で起こった人質事件の事を!
当時小学校5年生だったおいらは、
学校から帰るや否やテレビの生中継に釘付けになったんだ…
ライフルで警官と行員4人を殺害し、行員の耳を削ぎ落とし…(怖)
犯人Uの行動とあの身形に、日本中が震え上がったものだ!
それはまさに映画を観ている様な…
そして3年後の昭和57年…
高橋伴明監督によって本当に映画化されたのが、
この「TATTOO[刺青]あり」なのだ!
犯人Uの生い立ちから事件を起こすまでの軌跡を描いた作品で、
主演はあの「宇崎竜童」!
これが又…Uと…「クリソツ」なんだよなぁ~(-_-;)
宇崎竜童演じる「竹田明夫」は、
20歳の時に『30歳になるまでにドデカイ事をやったる!』と誓う…
それまでの生活を一変させ、パーマをかけ、
胸には牡丹の刺青を入れキャバレーのボーイになる…
同じ店で働くホステスの三千代(関根恵子)を強引に口説き落とし、
同棲を始めるのだが、明夫の性格について行けなくなった三千代は、
別の男の元へ逃げてしまう…
三千代を取り戻すべく、また四国の田舎町で暮らす母親(渡辺美佐子)の為にも
「男をあげなければならない」と思った明夫は、
ナント取り立て屋を始め、幼なじみのタクシー運転手・島田(矢吹二朗)を巻き込んで、
「銀行襲撃」を計画するのだ…
本を読みあさり、クレー射撃の練習を始めた明夫…
ビビる島田に車の用意をさせ、あの時誓った30歳目前の
昭和54年1月26日、遂に銀行へ銃声と共に入っていった…
篭城する明夫を説得する母親…
そして……
深夜の列車から「小さくなった息子」を抱え駅に降りたち、
明夫の被っていた帽子を頭にのせ、
誰もいなくなったベンチに座る母親の姿が……
宇崎竜童と関根恵子の「迫真の演技」が
何ともスバラシ~ぜズババババ~ン!
今日のおいら、マジメだったよねぇ~!(笑)
たまにはこんな時もあるんだぜっf(^_^)
「TATTOO[刺青]あり」!是非1度観ておくれ!
ソーダソーダソーダ水!(やっぱマジメじゃねぇ~や(笑))
この映画の後、高橋伴明監督と関根恵子は結婚したんだっけね(^O^)v